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コンカレント・コピア1.6
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Text File
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1995-11-14
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10KB
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133 lines
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はじめに
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このたびは、コンカレント・コピアをご利用いただきまして、ありがとうございます。
コンカレント・コピアは、例えばCD-ROMに保存された多数のファイルをハードディスク上に複製するような、大量のファイルの複製作業を、ファインダのバックグラウンドで行ったり、複製待ちのファイルを管理したりすることによって、より快適に行うためのシェアウェア・アプリケーションです。
正しくお使いになるためには、ご使用前に「取扱説明書」をお読み下さい。
取り急ぎご試用になりたい方は、「取扱説明書①:概要」の「3クイックスタート」の部分をまずご覧下さい。最も基本的な操作手順が記されています。
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コンカレント・コピアの特長
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コンカレント・コピアは、次のような特長のユーティリティが欲しい方向きです。
・多数のファイルの複製を予約でき、後からでも複製する順序を変えられる。
・複製がバックグラウンドでできるから、複製中にファインダで他の作業ができる。
・一つのファイルを同時に複数のフォルダやディスクに複製することができる。
・作業用メモリを割り当てれば大きなファイルの複製も速くできる。
・複製中のファイルを名前だけでなくアイコンでも確認できる。
・AppleScriptによる自動処理機能を活用する複製用スクリプトが自動作成できる。
・複製を一時停止/再開できる。
・アプリケーションだから他のソフトとのコンフリクトが少なく、終了すればメモリを解放できる。
・ソフトのメニュー、ダイアログ、マニュアルが日本語で読める。
・シェアウェアだから全ての機能を試用してみることができる。
コンカレント・コピアは、上に記したような「こんなユーティリティがあったら・・・」という作者自身の願いを形にしたところから生まれました。皆さんのお役に立てば幸いです。
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コンカレント・コピアの概要
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・ソフトウェア名 : コンカレント・コピア
・バージョン : 1.6
・作者 : 武田 浩一 (Koichi Takeda)
・種類 : Macintosh用シェアウェアアプリケーション(FATバイナリ形式)
・用途 : ファイル複製用ユーティリティ
・動作環境 : 漢字Talk7以上のシステム
68020以上のCPU搭載のMacintoshまたはPower Macintosh
・オリジナル所在 : ニフティサーブ FMACUSL LIB 1
・シェアウェア料 : 500円
・シェアウェア料支払方法 : ニフティサーブ送金代行システムまたは銀行振込
・ニフティサーブSW番号 : 1175
・転載条件 : 営利目的の場合要許可、非営利目的の場合転載後メールでお知らせ下さい。
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旧バージョンをご利用の皆さんへ
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いつもコンカレント・コピアをご利用いただき、まことにありがとうございます。
今回のリリースで主に改善されたのは、ユーザ・インターフェース関連です。前バージョンと同様にFATバイナリ形式のアプリケーションとなっていますので、Power Macintosh上ではPower PCネイティブ・モードで動作します。(68K Macintosh上でも従来通り利用できます。)
これまでに分かっているバグについてはバグ・フィクスを行いましたが、バージョン1.6で依然として不具合が出るようでしたら、メールにてその時の状況をご連絡下されば、できるだけ速やかに対応したいと思います。
なお、旧バージョンのシェアウェア料をお支払いいただいた正規ユーザの皆さんは、特別な手続きの必要はなく、引き続き正規ユーザとして本バージョンもご利用いただけます。本バージョンも皆さんにご利用いただけましたら幸いです。
本バージョンまでバージョンアップしてくることができたのは、シェアウェア料をお支払いいただいた正規ユーザの皆さん、ネットワークやメディアを通じたコンカレント・コピアの紹介や配布にご協力下さった皆さん、そしてバグレポートやアドバイスやご声援をお寄せ下さった皆さんのご助力のおかげです。この場をお借りして御礼申し上げます。
■1.6(FAT)←1.5(FAT)
●新機能追加
・複製待ち情報ダイアログにキャンセルボタンが新たに付加され、ダイアログを開いてから行った全ての変更を無効にしてダイアログを閉じることができるようになりました。
・上書きオプションの選択肢に、上書き複製するかどうかをダイアログで確認するという項目が追加されました。
・主なダイアログにバルーンヘルプを呼び出すためのボタンが新たに付加され、ガイドメニューからプルダウンしなくてもボタンをクリックするだけでヘルプバルーンの表示/非表示を切り換えられるようになりました。
・複製の進捗状況を示すプログレス・バー(帯グラフ)が平面的な形からやや立体的な形に変わりました。
●不具合等修正
・前バージョンでフォルダを複製したときには、そのフォルダに含まれるファイルはFinderの表示メニューで「アイコン」を選択したときのFinderウィンドウ中のアイコンの表示位置がリセットされましたが、新バージョンはFinderウィンドウ中のアイコンの表示位置が複製元と同じになるようになりました。
・前バージョンをPower Macintosh上で使用した場合、複製待ち情報ダイアログを開いたときに表示に異常に長い時間がかかることがありましたが、新バージョンでは表示速度が改善しました。
・前バージョンでは設定ダイアログ中で空きメモリのうちコピー用バッファに割り当てる割合としてキーボードから不正な数字を入力するとダイアログの表示の一部が消えてしまうことがありましたが、新バージョンでは正しく表示されるようになりました。
■1.5(FAT)←1.4(68K)
●新機能追加
・Power Applicationとなり、Power Macintosh上ではPowerPCネイティブモードで高速に動くようになりました。(FATバイナリ形式なので、68K Mac上でも従来どおり動きます。)
・前バージョンでは主保存先は「使用中」の指定を外すことができませんでしたが、新バージョンでは外すことができるようになったため、2つの副保存先を含めた3つの保存先を切り換えて使用することができるようになりました。
●不具合等修正
・前バージョンでは、スクリプトのreproduceコマンドの[in Alias]オプションで保存先をデフォルトの保存先以外に指定して複製項目を複製待ちリストに登録しても、デフォルトの保存先に項目が複製されることがありましたが、新バージョンでは[in Alias]オプションで指定したディレクトリに正しく複製されるようになりました(なお、このオプションは自動作成スクリプトでは使用されていないので、影響があるのはユーザの方がこのオプションを含むカスタムスクリプトを作成される場合のみです)。
・前バージョンではカスタムアイコンを持つファイルでもダイアログ中で白紙アイコンとして表示されることがありましたが、新バージョンではアイコン表示ルーチンの見直しによって正しく表示されるようになりました。
■1.4←1.3
●新機能追加
・前バージョンでは複製待ち情報ダイアログを表示している間だけ複製を一時停止できましたが、新バージョンではメニューから「複製一時停止」コマンドを選択することによってファイル毎に複製を一時停止できるようになりました。
・コンカレント・コピアがサポートするアップルスクリプトの用語集にGetやSetなどのコマンドが加わり、オプションの設定などがスクリプトによって制御できるようになりました。
・複製待ち情報ダイアログで保存先フォルダの設定や使用/不使用の切り換えができるようになりました。
・複製待ち情報ダイアログの複製待ちリスト中の項目をダブルクリックすると、その項目がファインダ上に現れ、情報ウィンドウを表示するようになりました(ダブルクリックで情報ウィンドウを表示するためには、ファインダがOSAをサポートするスクリプタブルファインダであることが必要です)。
●不具合等修正
・前バージョンではフォルダの複製時にラベルで指定した色を複製しないことがありましたが、新バージョンではフォルダのラベルを正しく複製するように修正しました。
・前バージョンではダイアログ中でファイルのアイコンは、ラベルで指定した色を反映しませんでしたが、新バージョンでは正しく反映するように修正しました。
・前バージョンでは複製待ち情報ダイアログでバルーンヘルプを表示すると吹き出しの背景が消えることがありましたが、新バージョンでは正しく表示されるように修正しました。
・前バージョンでは12インチ未満のモニタ使用時に複製待ち情報ダイアログの上下が画面からはみ出して見づらくなっていましたが、新バージョンではダイアログのレイアウトを一新し、上下幅を短くして画面に収まるようにしました。
■1.3←1.2.0β
●新機能追加
・Macintosh Drag and Dropに対応しました。複製したいファイルを複製待ち情報ダイアログの複製待ち項目リストの中に直接ドラッグすることによって複製を予約できるようになりました。
・自動作成した一括処理用スクリプトファイルを、スクリプト編集プログラムを起動しなくても、コンカレント・コピア単独で読み込んで実行できるようになりました。
●不具合等修正
・前バージョンでは複製待ち情報ダイアログに保存先フォルダとして主保存先の名前が表示されましたが、新バージョンでは副保存先も設定されている場合にはそれらの名前も表示されるように修正しました。
・前バージョンではダイアログ中でのエイリアスファイルの名前は標準スタイル、アイコンは標準アイコンで表示されましたが、新バージョンでは名前をイタリックで表示し、またその元ファイルがカスタムアイコンを持つときにはアイコンをカスタムアイコンで表示するように修正しました。
・オプションで処理速度を優先しているときに、前バージョンではファイルのアイコンを表示していましたが、新バージョンではアイコンを表示しないように変更して複製速度を上げました。
■1.2.0β←1.1.0β
●新機能追加
・1つしか設定できなかった複製保存場所が、同時に3つまで設定できるようになりました。
・複製、複製後保存、保存場所設定コマンド実行時に出るファイル選択ダイアログで、複数の項目をダイアログを閉じずに連続的に選択できるようになりました。
●不具合等修正
・前バージョンではダイアログ中でカスタムフォルダアイコンは表示されず標準アイコンが表示されましたが、これをカスタムフォルダアイコンが表示されるように修正しました。
・ファイル選択ダイアログでディレクトリを選択して複製すると、複製は正しく行われるが複製待ちリスト中でアイコンだけが表示され名前が表示されないという不具合を修正しました。
・前バージョンではニフティサーブからダウンロードしたコンカレント・コピアの圧縮アーカイブを解凍すると、アプリケーションのアイコンが標準アイコンとしてデスクトップ上に表示されたのを、カスタムアイコンが表示されるようにしました。
■1.1.0β←1.0.0β
●新機能追加
・メニューから「スクリプト作成」コマンドを選択するだけでアップルスクリプトの自動処理機能を活用する一括処理用スクリプトファイルを自動作成する機能が付きました。ただし、作成されたスクリプトの実行には、AppleScriptが必要です。
●不具合等修正
・白黒カスタムアイコンを持つがカラーカスタムアイコンを持たないファイル(漢字Talk6時代からの古いソフトの一部などにあります)のアイコン表示がダイアログ中で正しく行われないことがあるという不具合を修正しました。
・前面のアプリケーションの切り替え時などに複製待ち情報ダイアログの表示内容のアップデートが行われる際に、ある条件の下ではシステムエラーが起きることがあるという不具合を修正しました。
・複製待ち情報ダイアログ表示中にドラッグアンドドロップで新たに加えた複製項目は、前バージョンではダイアログを閉じるまで複製待ちリストに登録されませんでしたが、これを表示中のダイアログのリストに即座に登録されるように修正しました。
本ソフトウェアの仕様等は予告なく変更することがあります。
©Copyright 1995 武田 浩一